パートナーとしてできること
こんにちは。Ryoです。
パニック障害のパートナーのために自分がなにができるか?について私の数年の経験から書かせてもらいます。
少しでもあなたの助けになれば幸いです。
念頭に置くべきこと
まず初めに御理解いただきたいのですが・・・
私たちに根本的な治療はできない
です。
あなたが医療関係者であれば別ですが、根本的な治療はお医者さんと患者さんの共同作業です。
「自分がなんとか治してあげないと!」と気負いすぎるとあなたまで精神的に追い詰められかねないのでご注意ください。
その上でなにができるか
1.相手の話をよく聞く
パニック障害の特徴として自虐的な思考や将来への不安、過去の後悔をしてしまいます。
そんなときはとにかく話を聞いてあげましょう。
怒ったり否定したりするのではなく、一緒に悩んだり共感してあげてください。
話を聞いてあげるだけでも相手は安心できたりするのです。
2.背中をさする
非常に簡単なことですが、これだけで発作が落ち着きことがあります。
ごしごし強くこするのではなく、ゆっくり心臓のあたりをさすってあげてください。
(強さや部位は本人の希望があればそちらを優先してあげましょう)
この時に声をかけてあげてなるべくゆっくり呼吸させてあげるとなおいいです。
3.一緒にやる
子育てや家事など全くできない日は少なくありません。
ここで勘違いしてはいけないのが”やらないのではなく、できない”のです。
まずはここを理解してあげましょう。
できない日が続くと
「子育てできないなんて親として失格だ」
「家事しないなんて嫁として失格だ」
といった思考に陥ってしまうので、家事や子育てを一緒にやってあげましょう。
信頼できる方が近くにいるだけで心の落ち着きは全然違います。
一緒にやった結果、最後までできれば
「よく頑張ったね」
途中で発作が出てしまったら
「ここまでやってくれてありがとう。ゆっくりしてて」
と声をかけてあげましょう。
ここまでできた!って気持ちになれれば次のステップへと進む活力にもなるかと思います。
焦らずゆっくりとできることを増やしていけばいいのです。
さいごに・・・
これを読んだあなたが会社勤めの方や普段パートナーと一緒にいれない方は毎日すべてを実践するのは厳しいかと思います。
実際、私も実践できていない部分もあります。
3歩進んで2歩下がるような生活が続くと思いますが、長くゆっくり支えてあげましょう。
パートナーであるあなたもお体を大切にしてください!
一緒に頑張りましょう!
Ryo